購入費用の内訳・内覧会でのチェックポイントなど建売住宅を買う際のよくある疑問点をご紹介します

建売住宅を購入する際、その住宅購入の費用に関する内訳は細かくチェックする必要があります。
住宅の購入金額に諸費用は含まれているのかそれとも別なのかで、結果的に大きな違いになる事があります。
主に土地等の名義変更に関する書類の費用であったり、住宅が建設完了した時の検査費用、インターネットの工事費用等、書類の内訳に記載しない町内会費用や固定資産税等も見落としがちなので、購入費用と維持費用の両面から内訳は細かく見るべきです。
購入費用の内訳・内覧会でのチェックポイントなど建売住宅を買う際のよくある疑問点をご紹介します
建売住宅とは建物と土地を同時に購入する事から、色々な費用が掛かります。
その為、建売住宅の住宅購入内訳は、紙に穴が空くほどチェックしてもチェックし過ぎるという事はありません。
何の名義が自分の物になるのか、自分の土地と建物を持つのに必要な手続きとその費用はどうなるのか、等も漏れずにチェックする事です。
殆どの人は住宅を購入するのは一生に一度の経験となるので、基本的には住宅を売る側のセールスマンも詳しい知識はもっているので、丁寧に教えてくれます。
そもそも建売住宅とはどのような家のこと?
最低限知っておきたい建売住宅の基本として考えられるのは、まず住宅設計が最初からできていることです。
一般的に注文住宅と呼ばれるものを見ていくと、住宅を手に入れる人があらかじめ設計などをしていきます。
最終的に行うの設計士になりますが、例えばこの玄関付近を吹き抜けにしたいなどと細かい要望などを伝えるわけです。
これにより、希望の住宅が手に入れることができるかもしれません。
住宅建築をするにあたり、このような要望はとても重要になります。
ただ建売住宅の場合には、基本的にあまり要望を述べることができません。
何故かと言うと建売とは土地付きでありそれでいながら建売とは最初から設計ができているからです。
設計ができていると言う事は、すでに建築内容が決まっているわけです。
加えて、住宅の販売が開始されているときは、すでに住宅の建築がかなり進んでいると考えて良いでしょう。
このような状態において、本当に魅力的な住宅を手に入れることができるかどうかは、もともとの設計にかかっているといえます。
もし、その建物の中に入るこの住宅ならば住んでも飽きないと考えるならば、その住宅を購入の検討をしてみても良いかもしれません。
いくら直感で決まると言っても、本当に直感すぎては問題といえます。
建売住宅の魅力は土地と住宅をセットで購入できること
日本中では、建て売り住宅の販売が頻繁に行われています。
建て売り住宅の販売を調べると、比較的若い世代の人が多い傾向にあるわけです。
これを建築する場合には、一体どのような設計がされているかも興味深いと言えるわけです。
建て売り住宅の場合には、最初から設計されているため、安心して購入することができます。
それに加えて、土地のパッケージになっているため、バラバラに購入する必要はありません。
バラバラに購入する必要がないと言う事は、面倒な手続きなどもしなくて済むことを意味しています。
このように考えると、非常に魅力的な住宅と言えるかもしれません。
もっとも、初めから土地を所有している場合にはこの限りではないです。
例えば実家に住んでおり両親が亡くなった場合、自分がその土地を引き継いだとすれば、その建物を壊して住宅を建てることもできますが、この場合は建売住宅と言うわけにはいきません。
ただ最近は、注文住宅でありながら建売に非常に近いものもあるため魅力的といえます。
土地を探す手間がかからないのが建売住宅の良さ
土地込みの建売住宅を選ぶ事が選択肢に入る場合には、有力な選択肢になります。
子供の通学の為の学校や、ご自身やパートナーの勤務先へのイメージが解りやすいです。
建売であれば、事前に部屋割りなど自分のニーズに合わせた建物ですので引越しの準備などができます。
また、建売の大きなメリットとして既に実物が建築されていますので注文住宅とは違い建築期間を待つ必要がありません。
これによりお子様の入学などのタイミングの融通を合わせられます。
土地に関しては、市街地ですと住宅条件などの細かい条件や住宅環境にて最適な建築方法を考える必要がありますが、既に建築していますと、そのような考慮の必要もありません。
細かい事は気にしない人にとっては壁紙や外壁の色などの選択に関しては、考慮に値しないケースも多くあります。
土地込みで考慮する事で、注文住宅のメリットとも言えますが詳細な点を気にしないのであれば建売にも大きなメリットがあります。
建売住宅を購入する際の費用の内訳
これから建売住宅を手に入れる場合、その費用の内訳等が気になる人も多いはずです。
建売住宅を手にする場合に当たり前ですが内訳は聞いておいた方が良いかもしれないです。
例えば、建売住宅を紹介してくれた不動産会社の人であれば、その内容をよく教えてくれるかもしれません。
この時、どれぐらいの費用になっているのかを知ると同時に、その中身は確実に確認をしておいた方が良いです。
住宅建築に携わっている場合には、仲介手数料のことも理解しておいた方が良いです。
仲介手数料とは、不動産会社がもらう手数料のことです。
これは住宅の建築費用に対して3%ほど渡さなければいけません。
つまり、300,000円の住宅であれば90万円ほどの支払いを不動産会社にすることが必要です。
そもそも、不動産会社がなければその物件すら手にすることができていないかもしれません。
このように考えれば、会社に対してお金を支払うのは当然といえます。
結果的に、より魅力的な住宅が手に入るでしょう。
内覧から契約まで!建売住宅を購入する際の流れ
賃貸住宅に住んでいる人が、建て売り住宅を手に入れたいと考えている傾向にあるかもしれません。
特に家族がいる場合には、建売住宅を手に入れたいと考えるのも当然と言えば当然です。
やはり、自分のお城をしたいと言う考え方はいつの時代でもあるでしょう。
この場合には、その契約の流れを知っておいた方が良いです。
取引の流れを見ていくと、基本的に最初は住宅の中身を見ることからスタートします。
住宅の中身を見た後は、契約をするかどうか決めますが、その日のうちに決めないケースがほとんどです。
洋服などを購入する場合とは異なり、かなりのお金がかかるため即決しなくても良いです。
当然不動産会社のスタッフもその事はよく理解しています。
その後何回かその住宅を見せてもらい、最終的に決めるケースも少なくないです。
この時には、住宅ローンの手続きの仕方などを学ぶかもしれません。
それ故、この段階である程度は先のことが見えていなければいけないわけです。
契約をしたけども、住宅ローンの審査に通らなかったようなことがあれば、すべての話が白紙になってしまうでしょう。
このように建売を手に入れる場合は慎重に考えることが大事です。
建売住宅を内覧する際の要チェックポイント
内覧と言う言葉がありますが、これは建物の中身を見ることです。
例えば建売住宅を手に入れる場合には、全く建物の中身を1度も見たことがないのに、高いお金を払って購入する人はまずいません。
普通建売住宅を手に入れる場合には、何回かその建物の中に入れてもらい、そこで住宅の中身を見るわけです。
その結果、購入するかどうか決めます。
当然、購入しなくても良いわけですが、それならば断る理由を明確にしておかなければ不動産会社に失礼になります。
後は住みやすさを見るために中を確認する方法もあるわけです。
中を見なければ、実際に住んでみてどのような状態なのか分かりません。
例えば、南向きだからといって必ずしも太陽光が当たるとは限らないわけです。
それらの情報は、不動産会社が提示している物件の画像だけでわかるわけではなく、実際にその場所に行ってみて中に入って初めてわかることかもしれません。
このようなことをすることで、自分たちにとって満足できる結果が出るでしょう。
建売住宅を内覧する際には周辺環境も確認しておく
建売住宅の内覧では、実物を確認できるので事前にチェックしたいことをまとめてから望むのが良いでしょう。
一つずつ自分の求める建売の条件に合致しているのかを確認していくことで、理想の建売を発見できるはずです。
また、ご近所の環境を確認するのも忘れてはいけません。
その場所に住むことになるので、お店や公共施設の有無なども確かめた方が、しっかりと検討することができます。
せっかく建物が良かったとしても、住みにくいとなれば公開してしまいます。
一度購入すると簡単に引っ越すことは難しいので、妥協なく確認するのがおすすめです。
場所については事前にマップを見て認識しておくのも悪くありません。
地図で大まかな環境を見ておけば、検討段階で済みやすさを考慮した取捨選択ができます。
もちろん、マップのみではわからないことも多いので、内乱の際に気になる点がないかどうか確認すると良いです。
検討するうえで情報が多いに越したことはありませんし、失敗回避につながります。
建売住宅の内覧会では床下の状況も調べておく
建売住宅の内覧会では、基礎や土台等の重要な部分を自分の目でチェックできます。
床下を調査するメリットは色々とありますが、構造的な欠陥や不具合がないかを確認することはとても重要です。
床下点検口からのぞき込むと、基礎コンクリートが見えます。
この部分にひび割れが入っていないか、カビが生えていないかを見たり、断熱材の施工不良がないかを確認します。
排水管からの漏水も気になることがあり、漏水を放置するとせっかく購入した建売住宅にカビが生えたり腐食したり、劣化が進んでしまいますので注意が必要です。
老朽化を急速に進行させる要因となるため、忘れずにチェックしておきたいところです。
これら以外にも、ゴミが放置されていないかを隅々まで見ておくことをおすすめします。
工事の時に出たゴミをそのままにするような業者もいて、指摘をしなければ引渡しの日まで誰にも気づかれずにそのままになってしまいます。
ずさんな工事をしているところほど、床下にまで気を配れないものです。
建売住宅の入居後にやることとは?
建売住宅に入居後は、やるべきことがいくつかあります。
引っ越し当日は新居で引っ越し業者を待って立ち合いをします。
作業がスムーズに終わるように家具の配置を決めたり、作業の順番をある程度は考えておくことが大切です。
家の中の整理以外にも重要なことがあり、ご近所への挨拶も忘れてはいけません。
建売住宅を購入した場合には、できれば引っ越しの当日にご近所に挨拶にいき、荷物の搬入や人の出入りで迷惑をかけてしまう恐れがあることをあらかじめお詫びしておくと安心です。
最初に伝えておくことで状況を理解してもらえますし、不快な思いをさせる心配もなくなります。
最近では知らないうちにひっそりと引っ越してきていて全く気付かなかったというケースもあるようですが、やはり建売を購入したら必ず簡単な品物を持ってうかがうようにしましょう。
その後は水道や電気等が使える状態になっているかを確認して、ガスの工事には立ち会う必要があります。